フルーツタカハシの想い
スーパーで買った果物を熟すまで待っていたら、食べごろを逃してしまった・・・
そんな経験はありませんか?
フルーツタカハシでは、木で熟したまさに食べごろの果物を販売しています。熟すまでじっくり育てた果物は、熟す前に収穫したものに比べ、甘さ・香りが格段に違います。
完熟した果物の「本当の甘さ」を届けるため、3代に渡り培ってきた栽培方法で手間ひまを惜しまずに育てました。
1個1個愛情を込めてつくったフルーツタカハシの果物をぜひ、味わってください。
新種の桃「真白姫」誕生秘話
ある年、一本の桃の木の様子がおかしいことに気がつきました。色がつかないのです。
何十年も毎日毎日見守ってきた木ですから、初めは売り物にならないかと心配しましたが、どうやら違うようなのです。
そしてその年、その枝になった桃の実は何とも美しい白色をしていました。
それから10年後、何度もの失敗を経て、袋をかけずとも白く実る美しい桃「真白姫」の育成権者として登録をすることができました。
たった一枝から接木した新種の桃の木は、今では20本に増え、毎年真白な桃を実らせています。
ここまで来るのに何度も諦めようと思いました。
度重なる失敗に、何度も心が折れそうになりました。
しかし、その度に初めて真白姫を発見したときの驚きと感動を思い出し、お客様にも同じように驚き、感動していただきたいと強く思ったのです。
最近では「真白姫」を求めて遠方から来てくださる方も増えてきました。
「真白姫」を手にしたときのお客様の笑顔をみると、こちらまで嬉しく幸せな気持ちになります。
まだ食べたことのない方にもぜひ味わっていただきたい自信作です。その甘くジューシーなおいしさはもちろん、美しさにも感動していただけるはずです。
フルーツタカハシのこれから
祖父の代から続いた果樹園。両親がそろそろ果樹園をたたもうかと相談しているのを聞き、なんだか寂しい思いがしました。
当時、会社勤めをしていましたが、一念発起。会社を辞めてフルーツタカハシの3代目となる決心をしました。
袋がけ、摘果、収穫と決して楽な仕事でないのは分かってはいたものの、見るのとやるのとでは大違い。あまりの大変さに最初の年は少し後悔もしました。
けれど、営業でお得意様を回る毎日が一転、口は利かないけれど世話をすれば応えてくれる、そんな「生命」を感じる毎日は新鮮なものでした。
花が散り、小さな実が姿を見せてから、お客様の元にお届けできるほどの大きさに実るまで、我が子を育てる想いで世話をしてきた両親。
今、そんな両親の思いを受け継ぎながら毎日毎日が勉強です。
「祖母や母から美味しいと聞いたので買いにきました」というお客様もいらっしゃいます。フルーツタカハシも3代目、お客様も3代目。
こんな風にお客様に愛され、代々繋いでいける果樹園を目指して、美味しい果物を作り続けます。